「Always One Step Ahead ~昨日と違う明日の創造」を基本方針に、アジアクリエイト株式会社はプラント装置の設計・施工管理からはじまり、産業用自動機械の設計・製作を行っています。
また、労働災害を減らすための取り組みとして、「安全体感装置の開発・教育研修事業」も行っております。安全体感装置とは、現場で起こる労働災害を疑似体験できる装置です。危険性の認識をリアルに再現し、安全意識の向上と安全対策の措置・指導に役立ちます。
机上の安全教育のみでは伝えきれない災害の怖さを、実際の設備を使用し、危険を体感することで作業者が危険予知能力を身につけ、労働災害を未然に防ぐことができます。
弊社で制作した安全体感装置の一例を紹介します。
各企業様のそれぞれの現場に合わせて制作していますので、一台一台がオリジナル製品です。
有機溶剤ベンジンに向けて静電気を放電させ、引火する様子をご覧いただく装置です。放電後、一瞬で燃え上がるベンジンを目の当たりにすることで、除電、換気の必要性を学びます。
薄い金属板の端に軍手や紙を滑らせると、簡単に切れてしまうことや、対切創手袋であれば一般的な軍手よりも切れにくいことを確認します。
漏電遮断器とノンヒューズ遮断器の違いや、アース接続の有効性をブレーカー操作を行いながら体感できます。
また、漏電している製品の探査方法も学べます。
手摺りのぐらつきや、作業台の傾斜を体感し、不安定な場所で起こりえる危険性を体感することができます。
装置内の配管に水圧をかけた状態で、わざと配管の接続を外します。圧力により、目の前に勢いよくカプラーが飛び出してくることを体感し、水圧にも大きな危険が潜んでいることを学びます。